2023年プロ引退、イ・ボミプロは試合前にこんなルーティンで練習をしていた!第二弾

2023年のNOBUTA GROUPマスターズGCレディースにおいて引退をしたイ・ボミプロ。この記事では試合前の1時間で何を考え、何を練習していたかをご紹介します。ぜひご覧になってラウンド前の参考にしてください。

前回の記事を見ていない方はまずこちらから!

ざっくりいうと・・・

4:アプローチの練習(10分程度)

4-1:58度のウェッジ

グリーンの固さやスピンの掛かり具合をチェック。

15・20ヤードから始めて、右手のコックや頭が速くボールを見ないように意識しながら転がす。

スピンが欲しいアプローチはフェースをオープンにして柔ない球を打っていく。

特に気をつけるべきは膝の動きと頭の動き。

4-2:52度のウェッジ

25ヤード転がす練習をする。このイメージが合うとコースでも上手くいく。

5:バンカーの練習(10分)

バンカーはコースによって砂の質が全く異なるので毎回チェックしている。

軽い砂や重い砂、天候に応じて砂質の変化を知ることが大事。

濡れたバンカーの場合はバンスが弾かれて飛びすぎることがあるのでそういう場合はスイングを小さくしたりフェースをクローズしたり、また距離感もフェースやスイングの大きさで調整する。

アゴの高いバンカーはもっとフェースを開いたりスイングを大きく振ることもある。

6:パッティングに戻って2m以内の確認

自分のルーティンをチェックしながら試合と同じ感じで行う。

7:試合開始、プレショットのルーティン

目標を見てティの位置を選ぶ(変えの向きによっても変わってくる)

ティーをさしたら素振りを2〜3回。フィニッシュまで大きく回るイメージで。

構えたらエイムを2回して、ワッグルの後に打つ。

イ・ボミプロとは

1988年8月21日韓国出身 12歳でゴルフを始め、2007年プロへ転向。10年に韓国ツアー3勝をあげ賞金女王を獲得。 11年から日本ツアー参戦。12年には「ヨコハマタイヤPRGRレディス」でツアー初優勝。 13年2勝、14年3勝。 15年には7勝をあげ、同年の年間獲得賞金が男女通じて日本国内ツアー史上最高賞金額(2億3049万7057円)に。 16年は5勝をあげ2年連続賞金女王となる。 17年はショット不振で1勝となる。19年オフに韓国の俳優・イワンさんと結婚。23年「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」をもって日本ツアーから引退。韓国での愛称は“スマイルキャンディ”

出典:ALBA TV