ゴルフの上達には、正しい練習方法が欠かせません。しかし、間違った練習を続けてしまうと、スイングが崩れたり、スコアが伸び悩んだりする原因になります。
特に初心者の方は、何が正しくて何が間違っているのかを判断するのが難しく、知らず知らずのうちに非効率な練習をしてしまうことが多いです。
この記事では、練習場で絶対にやってはいけない練習5つ と 正しい練習方法 を紹介します。
無駄な練習を減らし、効率よくスコアアップを目指しましょう。
グリップを握ったまま打ち続けるのはNG
よくある間違い
- ボールを打った後、グリップを握ったまま次のボールをすぐにセットしてしまう
- 1球ごとに構え直さず、流れ作業のように打ち続ける
なぜ良くないのか?
- コースでは毎回アドレスを作り直す必要があるため、練習場でも1球ずつ丁寧に構えることが重要です
- グリップがズレたまま打ち続けると、スイングが安定しにくくなります
正しい練習方法
• 1球ごとにグリップを握り直し、アドレスを作り直すようにしましょう
• 毎回同じルーティンでスイングすることで、コースでも安定したショットが打てるようになります
すべてのクラブをフルスイング(マン振り)しない
よくある間違い
- どのクラブでも 全力でスイング してしまう
- 「飛距離を伸ばしたい」と考え、力を入れすぎてしまう
なぜ良くないのか?
- フルスイングばかりではミート率が低下し、スイングが不安定になります
- コースでは7割スイングが基本です。練習場でマン振りばかりしていると、本番でも力んでしまい、ミスショットが増えます
正しい練習方法
- 練習では7割の力でスイングすることを意識しましょう
- 7割の力でも飛距離を確保し、安定したスイングができることを目標にするのが大切です
ロブショット(高く上げるアプローチ)ばかり練習しない
よくある間違い
- ロブショット(ボールを高く上げるショット)を頻繁に練習してしまう
- グリーン周りのアプローチ練習の中で、ロブショットばかりを試す
なぜ良くないのか?
- ロブショットは実戦ではあまり使いません
- 30ヤードのアプローチをしっかり練習する方が、スコアアップに直結します
正しい練習方法
- 30ヤードのアプローチを重点的に練習し、基本のショットを確実に身につけましょう
- グリーン周りの安定感を高めることで、スコアアップにつながります
上級者でロブショットを練習したい方はこちらが参考になりそうです。
その場でスイングを頻繁に変えない
よくある間違い
- 「今のショットは左に曲がったから、次はグリップを変えよう」
- 「スライスしたから、今度は手を返してみよう」→ 1球ごとに違う修正を試してしまう
なぜ良くないのか?
- その場その場でスイングを変えてしまうと、何が正解かわからなくなります
- 毎回スイングを変えてしまうと、ミスの原因が特定できず、上達が遅くなります
正しい練習方法
- 1回の練習で1つのテーマ(課題)を決めて取り組みましょう
例:「今日はフェースの向きを意識する」「今日はスイングプレーンを安定させる」など、 一貫したテーマを持って練習することが大切です
たくさんのクラブを持ちすぎない
よくある間違い
- 8本以上のクラブを取り出し、次々と違うクラブで打つ
- 1球ごとに違うクラブを使い、スイングの感覚がつかみにくくなる
なぜ良くないのか?
- クラブを頻繁に変えると、スイングの安定性が失われます
- まずは特定のクラブに慣れることが重要です
正しい練習方法
3本のクラブに絞って練習するのがベストです
- サンドウェッジ(SW)
- 7番アイアン(または8番アイアン)
- ドライバー
まとめ:正しい練習をして100切りを目指そう
NGな練習方法
- グリップを握ったまま打ち続ける
- すべてのクラブをフルスイング(マン振り)
- ロブショットばかり練習する
- 1球ごとにスイングを変える
- クラブをたくさん持ちすぎる
正しい練習方法
- 1球1球グリップを握り直し、アドレスを作る
- 7割の力で安定したスイングを目指す
- 30ヤードのアプローチを重点的に練習する
- 1つのテーマを決めて練習する
- クラブは3本に絞って効率よく練習する
これらを意識すれば、確実に上達できます。練習の質を高めて、100切りを目指しましょう。
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