バンカーは練習できない?そんなことはありません、練習場でできるバンカーの打ち方3つ

練習場によってはバンカー自体がないのでラウンド前くらいしかバンカーの練習はできない、もしくはぶっつけでやっている方も多いと思います。そこで、練習場のマットの上からできる練習方法を3つご紹介します。

ざっくりいうと・・・

1:アドレス

20ヤードの距離を狙う練習をする。

大前提としてバンカーはボールを直接打たないので、アプローチと同じ打ち方をするとヘッドが砂に刺さってしまいざっくりしたりトップが出やすい。

  • バンカーはボールの手前の砂を打つので敢えてダフリやすいアドレスにする。
  • スタンス幅は肩幅より広くややオープン
  • 重心を低く腰を落として左右に体重配分は5:5
  • ボールの位置は真ん中よりやや左側(重心を低くした分ボールの距離は遠くなる)
  • フェースはスクエアよりも5度開く(フェースを開いた状態からグリップを握る)
  • グリップは体の真ん中にセット

人工芝の上から売っているので飛びすぎても気にすることはない

2:バックスイング

バンカーショットの場合はしっかりと方を回す。手首のコックもスタートから使う。それでダウンスイングで入射角を鋭角にできる。

バンカーは通常の1/2〜1/3くらいしか飛ばないので20ヤードのバンカーショットはトップの位置が肩の高さが目安。

うまくイメージできない人は手を離したスプリットハンドグリップでバックスイングするとイメージしやすい。

3:打ち方

上から力任せで打つとクラブヘッドが砂に深く刺さってうまく砂を爆発させれず力を入れてもボールは飛んでくれない。
掬い打ちだとボールをあげたい気持ちが先行し右足に体重が残るのでクラブの入射角が緩やかになりざっくりやトップの原因になる。
カット打ちをするとフォローで左肘が引けた打ち方になるのでこれもまた砂の爆発が弱くなり、距離がある場合は難しい。

3-1:基本的な正しい打ち方

前項目でやったスプリットハンドがわかりやすい。これは正しく砂を爆発できる。

コツとしてはインサイドアウトの軌道のイメージ。フォローでフェースを返すのがコツ

注意点としては緩めないでしっかり打つことが大事。

4:距離があるときはどうする?

砂を爆発させる打ち方だとグリーンまで届かない場合はクラブの番手をピッチング〜9番アイアンに変えて打つといい