バンカーショット克服のコツ|上手くいかない3つの原因と改善方法


ゴルフ愛好者の中には、「バンカーショットが苦手」と感じる方も多いのではないでしょうか?バンカーショットがうまくいかない原因を理解し、正しい練習をすれば、あなたもバンカーショット名人になれる可能性があります。この記事では、ゴルフコーチ「スギプロ」が解説した動画を基に、バンカーショットの失敗原因とその改善方法を詳しく紹介します。

バンカーショットが上手くいかない原因と改善方法

手元とヘッドを一緒に大きく動かしてしまう

問題点

バックスイング時に手元とヘッドが同時に動き、スイングにコッキングが不足している場合、クラブが鋭角に入らず、砂を爆発させることが難しくなります。

改善方法

  • アドレスでコッキングを意識し、手元を固定する。
  • 重心を左側に置き、安定したスイングを行う。
  • クラブを鋭角に動かし、力を逃さずに砂を打つ練習を繰り返す。

フェイスやスタンスを過度にオープンにする

問題点

フェイスやスタンスを極端にオープンにすると、クラブヘッドの動きとボールの飛ぶ方向が一致せず、ミスショットの原因になります。

改善方法

  • スタンスやフェイスはほんの少しだけオープンにする。
  • クラブの動きとボールの飛ぶ方向を一致させる意識を持つ。
  • 無駄な力を使わずに効率よくスイングする。

やみくもに強く振る

問題点

力任せでスイングすると深く砂を取りすぎてしまい、コントロールを失います。また、クラブヘッドが砂に埋まるため、爆発的なショットが不可能になります。

改善方法

  • 力を抜き、軽いアプローチ感覚でスイングする。
  • ボールの近くにクラブを落とし、砂を薄く取る感覚を身につける。
  • リズムを意識し、柔らかいスイングを行うことでコントロールを向上させる。

バンカーショット克服のための練習法

  1. コッキングの練習: 手元を固定し、鋭角にクラブを動かす練習を重点的に行いましょう。これにより、砂を効果的に爆発させる感覚を身につけられます。
  2. スタンスとフェイスの調整: 過度にオープンにせず、少しだけフェイスを開いて構えることで、クラブヘッドの動きとボールの方向を調和させます。
  3. リズムと力加減の意識: やみくもに振らず、柔らかくリズムを取ったスイングを心がけましょう。

まとめ

バンカーショットの成功は、「深いコッキング」「適度なオープン」「力を抜くスイング」の3つが鍵です。スギプロのアドバイスを実践し、改善ポイントを意識することで、苦手意識を克服できるはずです。特に、初心者から中級者の方にとって、これらのポイントは劇的な変化をもたらすでしょう。

バンカーショットに悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にしながら、練習に役立ててください。

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