スライス解消はこれが「命」!片山晋呉プロの – グリップ調整からスイング改善まで

ゴルフ初心者必見!片山晋呉プロがゴルゴ松本さんに指導するスライスの原因と改善方法を徹底解説。正しいスイング、グリップ調整、切り返しのタイミング、ハーフスイングの練習方法を学び、スライスを克服しましょう。

1:そもそもスライスって何?

スライスとは、ゴルフのショットでボールが右に曲がってしまう現象のことです。狙った方向にボールが飛ばず、スコアが悪くなる原因となります。特に初心者に多いこの問題を、プロゴルファーの片山晋呉さんが解説します。

2:スライスの原因と改善方法

片山晋呉プロは、ゴルゴ松本さんに以下のように説明します:

「これアマチュアのみなさん、ほとんどがみんなスライスする原因の一番大きな原因。もうその瞬間からゴルフはうまくならなかった。3つ覚えておいてもらって、練習所に行った方がバツグンうまくなる。間違いないと思う。」

ここで片山プロが言及している「3つのこと」とは、正しいスイングの基本、切り返しのタイミング、そしてグリップの調整です。

2-1:スイングの基本

アマチュアゴルファーに共通するスイングの問題点を紹介します。以下のステップに従って、正しいスイングを身につけましょう。

  1. アドレスの姿勢
    • 足を肩幅に開き、膝を軽く曲げます。
    • 背筋を伸ばし、リラックスした姿勢を保ちます。
  2. テークバックの動き
    • クラブをスムーズに引き上げ、体全体を回転させます。
    • 腕だけでなく、体全体でスイングすることが重要です。
  3. インパクトの瞬間
    • ボールにしっかりとコンタクトするために、目を離さずにスイングします。
    • 手首の角度を保ち、力を効率よく伝えます。

2-2:切り返しのタイミング

「これね、もう切り返しなんですけど。この後ろから多分カメラで今度比べてもらって僕のと。上げるじゃないですか。もう僕らプロとかはうまい人は絶対にこの右の肩口から上げるんですよ。上げるんですよ。絶対にこの右の肩口から腕から肩口の間からダウンスイングってことが来るんですよ。」

片山プロは、正しい切り返しの動きを説明し、右の肩口からクラブを下ろす重要性を強調しています。これにより、スライスを防ぐことができます。

  1. トップの位置
    • スイングのトップで一瞬の静止を感じ、体のバランスを確認します。
    • クラブがトップに達した時点で、左足に重心を移動させます。
  2. ダウンスイングの始動
    • 腕ではなく、腰の回転からダウンスイングを始めます。
    • 腕の動きと体の回転を連動させ、スムーズにスイングします。

2-3:グリップの調整

「今ゴルゴさんのは首のこの辺からシャフトが絶対来るんですね。アウトサイドインの入りになってるってことですか?典型なんですよ。これって男性のほとんどがそうなんです、アマチュアの。なんでかって腕の力があるからボールに自分が合わせられるんですよ。」

ゴルゴ松本さんのスイングでは、クラブが首の辺りから来てしまい、アウトサイドインの軌道になっています。これを防ぐために、正しいグリップの調整が必要です。

  1. オーバーラッピンググリップ
    • 左手の親指をシャフトに沿わせ、右手の小指を左手の人差し指と中指の間に重ねます。
    • 両手でクラブをしっかり握り、一体感を持たせます。
  2. スクエアグリップ
    • グリップがスクエア(直角)になるように、手の位置を調整します。
    • 手のひらでクラブを包み込むように握ります。

3:ハーフスイングの練習

「もうハーフスイングばっかです。ハーフスイング。もうこれがアプローチのようなちっちゃいスイングでここから。もうどうやってもこっちに来ない。行かないような。行かない。」

片山プロは、ハーフスイングの練習を強く推奨しています。これにより、正しいスイングの感覚を身につけることができます。

  1. 小さなスイングから始める
    • アプローチのような小さなスイングで練習を始めます。
    • スイングが大きくならないように注意します。
  2. 正しい動きを意識する
    • スイングの一連の動きを確認しながら練習します。
    • 正しい動きを身につけることで、スライスを防ぐことができます。

ゴルフは奥が深く、上達するには時間がかかりますが、正しい知識と練習方法を身につければ必ず上達します。この解説を参考にして、スライスを克服し、もっと楽しいゴルフライフを送りましょう!