竹田麗央のゴルフテクニック:下半身リードと体重移動で飛距離アップ

ゴルフスキルを向上させたいアマチュアゴルファーへ向けて、竹田麗央プロがそのショットテクニックを解説します。特に250ヤードを超えるドライブショットを可能にする下半身リードの重要性と正しい体重移動に焦点を当てています。

ざっくりいうと・・・

1: 下半身リードの基本

下半身リードはゴルフスイングの基本であり、多くのアマチュアが苦戦する部分です。竹田選手によると、スイングのトップから切り返しにかけての左腰の動きがポイントで、目標方向へ効果的に体重を移動させることが求められます。この動きにより、よりパワフルで正確なショットが可能になります。

2: 間違った体重移動の例

多くのアマチュアが陥る間違いは、切り返しでの体の回転だけに頼ってしまうことです。この動きだと体重が左に移動せず、結果としてスライスや引っ掛けの原因となります。

3: シャロースイングの効果

シャロースイングはインパクト時にクラブヘッドがより水平に近い角度でボールにアプローチすることを指し、これにより飛距離と精度が向上します。竹田プロはPGAツアー選手のスイングを参考に、この技術を自身のスイングに取り入れることで飛距離を伸ばしています。

4: ビハインドザボールでのインパクト

ビハインドザボールとは、インパクト時に頭がボールよりも後ろに残ることで、スイング軸が安定し、力強いショットが打てる状態です。これを意識することで、スライスを減らし、より一貫したショットが可能になります。

竹田麗央プロの指導により、下半身リードと体重移動の正しい技術をマスターすることは、ゴルフのパフォーマンスを飛躍的に向上させる鍵となります。彼女のアドバイスを実践することで、より遠く、正確にボールを飛ばすことが可能です。毎日の練習にこれらのテクニックを取り入れ、次なるゴルフのレベルへと進みましょう。

竹田麗央プロ紹介

母で女子プロの平瀬哲子の影響で6歳でゴルフを始める。おばは1993、94年と賞金女王に輝いた平瀬真由美。2021年「日本女子オープン」でローアマチュアを獲得し、同年11月のプロテストに合格。プロ3年目の24年、地元・熊本で開催の「KKT杯バンテリンレディス」で初優勝。翌週の「フジサンケイレディス」も制し、ツアー史上4人目となる初タイトルからの2週連続優勝を飾った。同年「ブリヂストンレディス」で初めて4日間大会を制して3勝目。8月「北海道meijiカップ」、9月「ゴルフ5レディス」とタイトルを重ね、シーズン5勝を挙げた。

1Wの平均飛距離は250yd。「攻めの姿勢のプレースタイル」が持ち味。目標とするプロゴルファーはダスティン・ジョンソンとロリー・マキロイ。自らの目標は「世界で活躍する選手」になること。趣味はスポーツ観戦で、特技は野球。

出典:ゴルフダイジェストオンライン